宇宙天気ニュース

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

宇宙天気情報BOX
しゃべる

Y. Obana
最新状況 (16:11)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 1 03:27 C1.9
6/30 --- ---
6/29 04:44 C4.1

黒点  7/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
4118 5 β ---
4120 2 β ---
4122 11 β C1
4123 5 β ---
4124 2 β ---
4125 1 α ---
4126 1 α C4
4127 7 β ---
4128 5 β C1
4129 8 βγ C1
4130 1 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:06 513 +1.9
-2 h 532 +1.3
-4 h 523 -0.8
-6 h 511 -2.2
-8 h 492 -4.1
-10 h 484 -2.8
-12 h 501 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 -12 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
7/ 1 0.4 2x10^4
6/30 0.4 1x10^4
6/29 0.4 8x10^3
6/28 0.3 6x10^3
6/27 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
 [ 図のみ ] [速報メール ] [ 読者写真集 ] [Twitter ] [特別記事 ] [about ]

これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 6/26 14:04 高速太陽風が到来し、速度は680km/秒に高まっています。
2025/ 6/27 13:29 太陽風の速度は740km/秒へ高まっています。磁気圏も活動的です。
2025/ 6/28 08:44 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がり始めています。
2025/ 6/29 14:03 太陽風は高速ですが、速度は低下しています。
2025/ 6/30 12:50 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わっています。H-IIA 50号機の打ち上げをどうぞ。

2025/ 7/ 1 13:13 更新
太陽風の速度は520km/秒に高まって、高速の状態です。

担当 篠原

450km/秒に下がっていた太陽風の速度は、
今日に入る頃から再び高まり、
500km/秒と高速の状態に戻っています。
現在は520km/秒程度です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

一時的な高まりなのか、このまま高速の状態が続くのか、
引き続き速度の変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
-5nT近い南向きの変化が度々発生しています。
磁気圏の活動はある程度高まっている様で、
AE指数は全体が太くなって見にくい状態が続いていますが、
変化としては、500nTを超えるくらいの活動が起きている様です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが南西側へ進んでいます。
この領域の影響が強まると、太陽風は高速の状態が続きそうです。


太陽は穏やかに推移しています。
X線グラフは、C1台の小さい変化が数回起きた程度です。

その一方、可視光写真では黒点があちこちに見えていて、
10群ほどある様です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。