宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

宇宙天気情報BOX
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Y. Obana
最新状況 (05:51)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風が非常に高速です。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/27 --- ---
11/26 19:18 C1.9
11:50 C2.2
00:45 C2.1
11/25 23:18 C1.9
06:39 C1.5

黒点 11/26 (NOAA)
磁場 フレア
4287 1 α ---
4288 4 β C2
4289 1 α ---
4290 3 β C2
4291 12 βγ C2
4292 7 β C2
4293 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
05:45 732 +0.8
-2 h 642 -0.9
-4 h 690 +0.7
-6 h 698 -1.2
-8 h 710 +0.4
-10 h 727 +1.4
-12 h 731 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
05:30 -41 -/ -
-2 h -43 -/ -
-4 h -44 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -36 -/ -
-12 h -40 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^4
11/27 0.5 2x10^4
11/26 0.5 1x10^4
11/25 0.3 2x10^3
11/24 0.2 5x10^2
11/23 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/11/21 13:57 太陽風は平均的な速度に少し上がっています。太陽は穏やかです。
2025/11/22 11:10 太陽風は平均的な状態です。太陽の向こう側でCMEが発生しました。
2025/11/23 14:08 太陽風は平均的な速度で安定しています。磁気圏は穏やかです。
2025/11/24 12:54 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は穏やかです。
2025/11/25 12:09 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が700km/秒に高まっています。

2025/11/26 11:54 更新
太陽風は750km/秒の高速の状態で推移しています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、750〜800km/秒とかなり高まった状態が続いています。
磁場強度は、6〜7nTで推移しています。
コロナホールの影響は続いている様です。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南北に変化しています。
速度が高まっているため、磁気圏への影響は大きくなっていて、
AE指数は、500nTを超える変化が連続的に発生し、
1000〜1500nTに達する大きい変化も度々発生しています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
赤道域のコロナホールは西側にだいぶ進み、
そこから南極へコロナホールが伸びています。
太陽風の強まりはもうしばらく続きそうです。


太陽は、北東の端(左上)の向こう側で、
今朝、26日4時半(世界時25日19時半)頃に
プロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽から左上に向かって広がる様子が観測されています。

太陽のこちら側は穏やかで、
C1〜2の小さい小規模フレアが発生した程度です。



北東の端の向こう側で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) NOAA/SWPC



SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。
マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。