宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (15:41)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/14 --- ---
9/13 17:32 C1.3
9/12 04:39 C1.8
02:02 C1.9
00:12 C7.6

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
4211 1 α ---
4213 7 β C1
4216 5 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:36 350 +0.5
-2 h 354 -1.3
-4 h 359 -0.8
-6 h 359 +1.9
-8 h 348 +0.5
-10 h 348 -0.5
-12 h 346 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 8 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/14 0.3 4x10^3
9/13 0.3 2x10^3
9/12 0.3 9x10^2
9/11 0.3 2x10^3
9/10 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
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K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/ 9 13:03 太陽風の速度は下がり、やや高速の状態です。皆既月食の動画をどうぞ。
2025/ 9/10 14:00 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/11 13:19 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。
2025/ 9/12 13:13 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が近付いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/13 12:46 太陽風は360km/秒と低速になっています。コロナホールの影響が近付いています。

2025/ 9/14 13:01 更新
太陽風は低速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

カナダ・イエローナイフに滞在中の景山植光さんより、
現地12〜13日のオーロラの写真をいただきました。

太陽風の速度は350km/秒と下がった状態ですが、
磁場の南北成分は -4nTと南向きの状態がしばらく続き、
AE指数では、500nTの中規模の変化が発生していました。
1、2枚目の写真は、AE指数のグラフの1つめの高まり、
3〜5枚目の写真は、2つめの高まりと、
観測データに対応するタイミングで撮影されています。

上空から降り注ぐような光の帯がとてもきれいです。
この後、高速の太陽風が到来すると、
一段と活発なオーロラが現れそうです。
素晴らしい速報をどうもありがとうございます。



太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、8nTで安定していましたが、
グラフの最後で10nT近くに少し上がっています。

SDO衛星AIA193の北西側(右上)に広がっている
コロナホールの影響はまだ到来していません。
SDO衛星の更新が止まっていて、掲載している写真は昨夜の撮影です。
このため、現在のコロナホールは、
この写真よりももう少し西側(右側)に進んでいます。

高速太陽風の到来は近いと思いますが、
どこから変化が始まるか、引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄り、後半は0nT付近で変化しています。
磁気圏の活動はこれに対応していて、
AE指数は、初めの頃は500nTの中規模の変化が発生していますが、
後半は変化がなくなり、穏やかになっています。


太陽は、目立つ規模のフレアの発生はなく、
穏やかな状態が続いています。



カナダ・イエローナイフで、現地12日22時36分(世界時13日4時36分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地12日22時49分(世界時13日4時49分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地13日1時0分(世界時13日7時0分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地13日1時0分(世界時13日7時0分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地13日1時2分(世界時13日7時2分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。