宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (12:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 4 --- ---
7/ 3 --- ---
7/ 2 --- ---

黒点  7/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
4122 2 α C1
4123 2 β ---
4125 1 α ---
4127 16 β ---
4128 3 β ---
4129 10 β ---
4131 1 α ---
4132 3 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 367 -5.0
-2 h 368 -5.5
-4 h 365 -6.6
-6 h 374 -6.7
-8 h 392 -5.3
-10 h 389 +1.7
-12 h 383 +6.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -34 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
7/ 4 0.4 3x10^3
7/ 3 0.3 1x10^4
7/ 2 0.3 6x10^3
7/ 1 0.4 2x10^4
6/30 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 6/28 08:44 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がり始めています。
2025/ 6/29 14:03 太陽風は高速ですが、速度は低下しています。
2025/ 6/30 12:50 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わっています。H-IIA 50号機の打ち上げをどうぞ。
2025/ 7/ 1 13:13 太陽風の速度は520km/秒に高まって、高速の状態です。
2025/ 7/ 2 12:18 太陽風の速度は400km/秒に下がり、平均的な状態です。

2025/ 7/ 3 13:34 更新
太陽風は低速になっています。6月の黒点相対数は 116.3 でした。

担当 篠原

WDC-SILSO より、6月の黒点相対数月平均値は、
116.3 と発表されました。

5月の79.2からはだいぶ回復しましたが、
その前の150前後の頃と比べると、
一段下がっていることは確かです。

1日値を見ると、2桁の日は11日あり、
可視光写真の動画を見ると、
黒点の少ない画像が目立つようになっています。

7月はどのくらいの値になるでしょうか。
注目して下さい。



太陽風は、速度が更に低下して、
350km/秒と低速になっています。
磁場強度は、5nTから2nTにゆっくり下がり、
その後、10nTに強まったりしていますが、
現在は5nTと平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、
南寄りの状態が続いていました。
磁気圏の活動もやや強まって、
AE指数は500nT程度の中規模の変化が発生しています。

太陽風のグラフの最後で、磁場は北向きに切り替わっています。
この後はどう推移するでしょうか。


太陽は穏やかな状態が続いています。
X線グラフは、C1〜2の小さいフレアが起きている程度です。




太陽黒点相対数の長期変化。6月の黒点相対数は 116.3 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


6月の太陽黒点の推移。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。