宇宙天気ニュース |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
[ 図のみ ] [速報メール ] [ 読者写真集 ] [Twitter ] [特別記事 ] [about ]
2025/ 7/ 3 13:34 更新 太陽風は低速になっています。6月の黒点相対数は 116.3 でした。 担当 篠原 WDC-SILSO より、6月の黒点相対数月平均値は、 116.3 と発表されました。 5月の79.2からはだいぶ回復しましたが、 その前の150前後の頃と比べると、 一段下がっていることは確かです。 1日値を見ると、2桁の日は11日あり、 可視光写真の動画を見ると、 黒点の少ない画像が目立つようになっています。 7月はどのくらいの値になるでしょうか。 注目して下さい。 太陽風は、速度が更に低下して、 350km/秒と低速になっています。 磁場強度は、5nTから2nTにゆっくり下がり、 その後、10nTに強まったりしていますが、 現在は5nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 南寄りの状態が続いていました。 磁気圏の活動もやや強まって、 AE指数は500nT程度の中規模の変化が発生しています。 太陽風のグラフの最後で、磁場は北向きに切り替わっています。 この後はどう推移するでしょうか。 太陽は穏やかな状態が続いています。 X線グラフは、C1〜2の小さいフレアが起きている程度です。 ![]() 太陽黒点相対数の長期変化。6月の黒点相対数は 116.3 でした。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース ![]() 6月の太陽黒点の推移。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |