宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2020/ 5/ 5 11:19 更新 太陽は無黒点になっています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 昨日見えていた小さい黒点は、どちらもその後消えてしまい、 現在の太陽は無黒点です。 太陽風の速度は、330km/秒で安定していて、 低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTから3〜4nTに少し下がり気味です。 磁場の南北成分は、弱い南向きの変化が頻繁に起きています。 磁気圏は穏やかですが、 AE指数には小規模の変化も発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南極から縦に伸びる細長いコロナホールが見られる程度で、 この後も太陽風は穏やかに推移しそうです。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA)  GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
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