宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
今日、C5.5の小規模フレアが発生しました。
また、M3.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/18 11:58 C2.2
08:01 C1.6
01:51 C5.5
11/17 15:43 C2.3
10:24 C7.5
06:39 C3.8
04:44 C5.0
03:53 C3.9
01:26 C3.7
00:11 C2.8
11/16 18:07 C7.8
16:52 M3.1
13:39 C2.1
11:39 C3.6
09:39 C7.2
09:09 C2.9
08:24 C2.8
08:05 C3.7
07:45 C8.7
05:21 C2.4

黒点 11/18 (NOAA)
磁場 フレア
4279 1 α ---
4283 1 α C2
4284 13 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 491 -3.2
-2 h 506 -0.1
-4 h 503 +0.0
-6 h 498 +1.9
-8 h 506 +2.1
-10 h - +3.2
-12 h - +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -26 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -31 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
11/18 0.4 2x10^3
11/17 0.7 7x10^2
11/16 2.3 1x10^3
11/15 9.1 6x10^2
11/14 16.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/11/13 12:16 太陽風の乱れにより磁気圏の活動がとても激しくなりました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2025/11/14 13:48 高速の太陽風は続いていますが、速度は620km/秒に下がっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2025/11/15 12:08 X4.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。
2025/11/16 12:49 高速の太陽風が続いています。小規模の乱れが到来しました。
2025/11/17 10:21 太陽風の速度は700km/秒まで高まり、現在も530km/秒と高速です。
最新のニュース

2025/11/18 13:39 更新
太陽風は高速の状態が続いています。10月の黒点相対数は 114.6 でした。

担当 篠原

Xフレアや磁気嵐などで報告がかなり遅れましたが、
WDC-SILSO より、10月の黒点相対数月平均値は、
114.6 と発表されています。

黒点相対数は、5月に78.5と大きく下がったものの、
その後、8月には133.5まで戻りましたが、
9月は129.8、10月は114.6と、以降は低下が続いています。

この変化だと、2026年の途中で100を割るくらいでしょうか。



太陽風は、速度が530km/秒から500km/秒へ少し下がっている様です。
高速の状態は続いています。
磁場強度は、5nTから6nTへ少し変化しています。

磁場の南北成分は、北寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールは北西の端(右上)に達しています。
太陽風の速度は、この後は下がって行きそうです。


太陽は、北西の端の向こう側に進んだ4274黒点群で活動が発生して、
C6.1の小規模フレアと、
太陽の右上へ広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。

太陽のこちら側は、
中心部南西側(右下)の4284群でC5.4の小規模フレアが発生しています。

その他は穏やかです。



太陽黒点相対数の長期変化。10月の黒点相対数は 114.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


10月の太陽黒点の推移。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


太陽の北西の端の向こう側で発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) NOAA/SWPC



SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。
マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。