宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/11/25 12:09 更新 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が700km/秒に高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方に500km/秒に高まり、 その後も上昇して夜には680km/秒に達し、 現在は700km/秒付近で推移しています。 かなり高速になっています。 磁場強度は、10nTから一時15nTに強まりましたが、 すぐに下がって、現在は8nTとやや強まった状態です。 GOES衛星SUVI 195を見ると、 赤道域のコロナホールが西側(右側)に半分ほど進んでいます。 この領域の影響がやって来た様です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤で南寄りの変化が見られ、 磁気圏活動が強まって、 AE指数は1000〜1500nTと大きい変化が発生しています。 その後は磁場は0nTを挟んで南北に変化する様になり、 磁気圏の活動は規模が一段下がって、 500〜700nTと中規模の変化が発生しています。 コロナホールは、南極側へ向かって伸びていて、 東西(横方向)の広がりは大きくありません。 太陽風の強まりは、比較的短い期間で終わるかもしれません。 太陽は穏やかな状態で、 南東(左下)の4290黒点群で、 C2.5の小規模フレアが発生した程度です。 ![]() GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) NOAA/SWPC ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。 マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |