宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:09)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/25 06:39 C1.5
11/24 15:05 C2.5
05:14 C1.6
11/23 03:50 C6.3

黒点 11/25 (NOAA)
磁場 フレア
4287 1 α ---
4288 4 β C1
4289 1 α ---
4290 4 β C3
4291 15 βγ C6
4292 2 β ---
4293 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 440 -1.7
-2 h 547 +0.1
-4 h 476 -0.2
-6 h 456 +1.6
-8 h 449 +1.5
-10 h 455 +2.5
-12 h 474 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -47 -/ -
-2 h -36 -/ -
-4 h -35 -/ -
-6 h -45 -/ -
-8 h -48 -/ -
-10 h -49 -/ -
-12 h -44 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/25 0.3 4x10^2
11/24 0.2 5x10^2
11/23 0.3 6x10^2
11/22 0.5 5x10^2
11/21 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/11/20 11:42 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。C9.9の小規模フレアが発生しました。
2025/11/21 13:57 太陽風は平均的な速度に少し上がっています。太陽は穏やかです。
2025/11/22 11:10 太陽風は平均的な状態です。太陽の向こう側でCMEが発生しました。
2025/11/23 14:08 太陽風は平均的な速度で安定しています。磁気圏は穏やかです。
2025/11/24 12:54 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2025/11/25 12:09 更新
コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が700km/秒に高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に500km/秒に高まり、
その後も上昇して夜には680km/秒に達し、
現在は700km/秒付近で推移しています。
かなり高速になっています。

磁場強度は、10nTから一時15nTに強まりましたが、
すぐに下がって、現在は8nTとやや強まった状態です。

GOES衛星SUVI 195を見ると、
赤道域のコロナホールが西側(右側)に半分ほど進んでいます。
この領域の影響がやって来た様です。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤で南寄りの変化が見られ、
磁気圏活動が強まって、
AE指数は1000〜1500nTと大きい変化が発生しています。
その後は磁場は0nTを挟んで南北に変化する様になり、
磁気圏の活動は規模が一段下がって、
500〜700nTと中規模の変化が発生しています。

コロナホールは、南極側へ向かって伸びていて、
東西(横方向)の広がりは大きくありません。
太陽風の強まりは、比較的短い期間で終わるかもしれません。


太陽は穏やかな状態で、
南東(左下)の4290黒点群で、
C2.5の小規模フレアが発生した程度です。




GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) NOAA/SWPC



SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。
マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。