宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
|
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/12/19 13:37 更新 太陽風は600km/秒と高速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼に、 短い時間ですが700km/秒へ高まっています。 その後、600km/秒に下がりましたが、 高速の状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、5nT前後と平均的な値で推移しています。 南北成分は0nTを挟んで南北に変化しています。 磁気圏では、活動が強まったり、穏やかになったりしていて、 AE指数は、500nT程度の中規模の変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193では、 西側(右側)の縦に伸びるコロナホールは、 太陽の端に近づいています。 この後、影響は下がっていきそうです。 一方、東側(左側)から南に伸びる次のコロナホールが見えています。 4日後の23日くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 ただし、27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は11月24日から速度が高まっていて、 このタイミングで変化が帰ってくると、 明後日、21日くらいになるかもしれません。 今回はいつから速度の高まりが始まるでしょうか。 太陽は、北東の端近く(左上)の4312黒点軍で C3.2の小規模フレアが発生しています。 特に活動が強まっている様子はなく、 その後は穏やかな状態です。 黒点が少なくなって、可視光写真はかなり寂しくなっています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |