宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:03)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/29 04:44 C4.1
6/28 --- ---
6/27 11:50 C1.9

黒点  6/29 (NOAA)
磁場 フレア
4117 2 β ---
4120 3 β C1
4121 1 α ---
4122 10 β C2
4123 1 α ---
4124 2 β ---
4125 1 α ---
4126 3 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 539 -0.4
-2 h 569 +0.5
-4 h 572 +0.6
-6 h 592 -0.2
-8 h 597 +1.5
-10 h 592 +0.6
-12 h 591 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -19 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
6/29 0.4 8x10^3
6/28 0.3 6x10^3
6/27 0.3 2x10^3
6/26 0.2 2x10^3
6/25 0.2 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 6/24 12:14 太陽風は平均的な状態です。コロナホールによる高速風が近付いています。
2025/ 6/25 12:03 太陽風は平均的な状態で推移しています。太陽は穏やかです。
2025/ 6/26 14:04 高速太陽風が到来し、速度は680km/秒に高まっています。
2025/ 6/27 13:29 太陽風の速度は740km/秒へ高まっています。磁気圏も活動的です。
2025/ 6/28 08:44 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2025/ 6/29 14:03 更新
太陽風は高速ですが、速度は低下しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
今朝までは600km/秒付近で推移していましたが、
そこから少し下がって、現在は550km/秒です。
高速の状態は続いていますが、
終わりは近付いているのかもしれません。
磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に小さく変化しています。
AE指数はデータエラーがあるようで、
グラフ全体が太くなっていて、詳しい状況が分かりません。
小規模の変化は発生している様ですが、
全体としては比較的穏やかだと思います。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球のコロナホールの先頭(右端)が太陽の中心線に達しています。
3日後くらいからこの領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、北西(右上)の4126黒点群で
C4.0の小規模フレアが発生しています。

X線グラフはこれ以外は変化が少なく、太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。