宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
昨日、M1.8の中規模フレアが、一昨日もM1.0の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/21 --- ---
10/20 18:51 C2.6
16:41 C3.5
14:13 M1.0
11:26 C5.9
05:05 M1.8
10/19 16:52 C4.7
10:48 M1.0
09:35 C3.8
06:41 C8.0
06:18 C3.1

黒点 10/21 (NOAA)
磁場 フレア
4248 5 β M1
4252 1 α ---
4254 1 α ---
4256 4 α C3
4257 3 β C3
4259 1 α ---
4260 1 α ---
4261 2 β ---
4262 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 545 +3.5
-2 h 552 -0.9
-4 h 547 +0.3
-6 h 495 +0.5
-8 h 511 +2.7
-10 h 480 +2.1
-12 h 485 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -28 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/21 0.3 3x10^2
10/20 0.3 4x10^2
10/19 0.2 8x10^2
10/18 0.3 3x10^3
10/17 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/10/16 11:58 4246黒点群で、Mクラスフレアの発生が続いています。高速太陽風は終わりました。
2025/10/17 13:56 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。
2025/10/18 13:48 太陽風は平均的な速度で安定しています。Mクラスフレアの発生が続いています。
2025/10/19 12:41 高速太陽風が到来し、速度は500km/秒に高まっています。4246群は見えなくなりました。
2025/10/20 10:18 高速の太陽風が続いています。太陽は穏やかになりそうです。
最新のニュース

2025/10/21 12:52 更新
500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、500〜550km/秒の間で高速の状態が続いています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

27日周期の図を見ると、
高速の太陽風は始まって3日が過ぎようとしています。
前周期は4日ほどで終わったのですが、
今回はもう少し続くかもしれません。

磁場の南北成分は、比較的北寄りで推移しています。
磁気圏は比較的穏やかな状態で、
AE指数は、小規模の変化が時々発生する程度です。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールは北西の端(右上)に近付いています。
高速の風がどこまで続くか注目して下さい。


太陽は、北西の端(右上)の向こう側に進んだ
4246黒点群や4248群などで活動が続いている様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
CME(コロナ質量放出)が太陽の右上に次々に飛び出しています。
およそ1日分の動画を掲載します。

太陽のこちら側は穏やかになっていて、
X線グラフは変化が少なくなっています。




太陽の右上へ次々に飛び出すCME。太陽の向こう側で発生した噴出です。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。