宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
昨日、C2.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 2 --- ---
5/ 1 16:07 C2.5
4/30 23:52 C2.1
16:29 M2.0
08:01 C7.3

黒点  5/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
4070 1 α C2
4072 3 β ---
4076 1 α ---
4079 14 βγδ M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:44 546 +0.5
-2 h 514 -7.1
-4 h 485 -4.3
-6 h 453 -7.8
-8 h 449 -0.4
-10 h 463 -6.6
-12 h 432 -5.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -56 -/ -
-2 h -52 -/ -
-4 h -41 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
5/ 2 0.2 3x10^2
5/ 1 0.2 4x10^2
4/30 0.2 8x10^2
4/29 0.2 9x10^2
4/28 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 4/27 09:39 太陽風は平均的な速度が続いています。磁気圏は穏やかです。
2025/ 4/28 12:02 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は穏やかです。
2025/ 4/29 12:49 太陽風は低速になっています。磁気圏はとても穏やかです。
2025/ 4/30 12:37 太陽風は平均的な状態です。Mクラスの中規模フレアが発生しています。
2025/ 5/ 1 13:42 太陽風の速度は平均的な状態です。M2.0の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2025/ 5/ 2 12:58 更新
太陽風の速度が高まっています。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝くらいから高まり始め、
450km/秒と平均的な状態から、
現在は550km/秒付近に高まっています。
磁場強度は、10nT前後と強まった状態です。

27日周期の図の前周期に見られた速度の高まりが
今回も回帰してきた様です。
前周期の太陽風は、速度の高まりは1週間ほど続きました。
今回はどうなるでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっています。
磁気圏の活動は活発になっていて、
AE指数は、1000nTに達する大きい変化が度々発生しています。

現在は速度も高まっているので、今後の推移に注目して下さい。


太陽は、X線グラフでは目立った変化がなく、
穏やかになっています。

可視光写真では、
北東(左上)に4079黒点群が大きく見えていますが、
現在は落ち着いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。