宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/ 2 12:58 更新 太陽風の速度が高まっています。磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝くらいから高まり始め、 450km/秒と平均的な状態から、 現在は550km/秒付近に高まっています。 磁場強度は、10nT前後と強まった状態です。 27日周期の図の前周期に見られた速度の高まりが 今回も回帰してきた様です。 前周期の太陽風は、速度の高まりは1週間ほど続きました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっています。 磁気圏の活動は活発になっていて、 AE指数は、1000nTに達する大きい変化が度々発生しています。 現在は速度も高まっているので、今後の推移に注目して下さい。 太陽は、X線グラフでは目立った変化がなく、 穏やかになっています。 可視光写真では、 北東(左上)に4079黒点群が大きく見えていますが、 現在は落ち着いています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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