宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/10/28 13:43 更新 太陽風は低速です。コロナホールの影響が近付いています。 担当 篠原 太陽風は、グラフの前半は350km/秒、 後半は少し上がって370km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、速度と反対に、 5nTと平均的な状態から、10nTへ強まっています。 磁場の南北成分は、 磁場が強まった頃から南寄りで変化する様になり、 -5nTを超えるくらいの南向きの強まりも発生しています。 速度が下がっているので磁気圏への影響は限定的ですが、 AE指数は、500nTに達する位の中規模の変化が発生しています。 GOES衛星SUVI 195では、 南半球のコロナホールは、右端が南西側(右下)に進んでいて、 そろそろ影響が始まりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の到来から既に半日ほど遅れています。 注目して下さい。 太陽は、こちら側は穏やかで、 X線グラフはC1.7の小さい小規模フレアが発生した程度です。 一方、向こう側では活動が発生していて、 GOES衛星SUVI 304では、 太陽の北側(上側)へ向かうプロミネンス噴出が観測されています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 この噴出によるCME(コロナ質量放出)と、 続いて、より勢いの良いCMEが飛び出しています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の向こう側で発生したCMEが2回飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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