宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/12/13 12:25 更新 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。太陽は穏やかになりそうです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は420km/秒で推移していましたが、 今朝くらいからゆっくりと高まって、 ちょうど500km/秒と高速の状態に達したところです。 GOES衛星SUVI 195で見えていた コロナホールの影響がやって来た様です。 太陽風の磁場強度は、 10nTから15nTへ更に強まっています。 このため、速度はこの後も上昇が続くかもしれません。 磁場の南北成分は、 南向きの強まりが続き、磁気圏の活動も活発な状態が続きました。 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が連続しています。 しかし、太陽風のグラフの最後で、 南北成分は北向きに切り替わっています。 この状態が続くと、磁気圏の活動は静かになるでしょう。 GOES衛星SUVI 195を見ると、 コロナホールは、高緯度域で大きく曲がって、 東側(左側)で赤道まで伸びています。 高速の太陽風は、この後どの様に推移するでしょうか。 変化に注目して下さい。 太陽は、南西の端(左下)の4296、4294黒点群で、 M2.0、M1.1の中規模フレアが発生しています。 2つの領域は太陽の向こう側に進むので、 太陽は穏やかになりそうです。
(c) NOAA/SWPC ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。 マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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