宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
また、M4.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 02:02 C3.2
00:45 C3.6
12/12 23:41 C2.8
18:07 C2.6
14:28 M1.1
13:26 M2.0
08:37 C2.4
07:29 C2.3
02:07 C2.4
00:39 C9.7
00:16 C4.5
12/11 21:07 C2.3
19:15 C2.4
18:22 C5.0
07:46 C4.8
07:02 M4.4
04:20 C3.8

黒点 12/13 (NOAA)
磁場 フレア
4294 8 βγδ M4
4296 5 βγ M2
4299 4 β C5
4304 10 β ---
4305 12 β C2
4307 11 βγ C1
4308 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 489 +7.5
-2 h 491 +3.5
-4 h 464 -6.7
-6 h 454 -7.8
-8 h 434 -8.0
-10 h 435 -7.4
-12 h 426 -6.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -42 -/ -
-2 h -49 -/ -
-4 h -55 -/ -
-6 h -62 -/ -
-8 h -61 -/ -
-10 h -58 -/ -
-12 h -39 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
12/13 0.2 1x10^3
12/12 0.2 1x10^3
12/11 0.2 2x10^3
12/10 0.4 2x10^3
12/ 9 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/12/ 8 12:43 太陽風は、400km/秒と平均的な速度に戻っています。
2025/12/ 9 10:55 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。CMEによる乱れが到来する可能性があります。
2025/12/10 13:22 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。フレアの発生が続いています。
2025/12/11 12:44 太陽風磁場の強まりが到来し、南向きに変化して磁気圏の活動が強まっています。
2025/12/12 14:18 太陽風磁場の強まりは下がって来ました。速さは平均的な状態です。
最新のニュース

2025/12/13 12:25 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まっています。太陽は穏やかになりそうです。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度は420km/秒で推移していましたが、
今朝くらいからゆっくりと高まって、
ちょうど500km/秒と高速の状態に達したところです。
GOES衛星SUVI 195で見えていた
コロナホールの影響がやって来た様です。

太陽風の磁場強度は、
10nTから15nTへ更に強まっています。
このため、速度はこの後も上昇が続くかもしれません。

磁場の南北成分は、
南向きの強まりが続き、磁気圏の活動も活発な状態が続きました。
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が連続しています。
しかし、太陽風のグラフの最後で、
南北成分は北向きに切り替わっています。
この状態が続くと、磁気圏の活動は静かになるでしょう。

GOES衛星SUVI 195を見ると、
コロナホールは、高緯度域で大きく曲がって、
東側(左側)で赤道まで伸びています。
高速の太陽風は、この後どの様に推移するでしょうか。
変化に注目して下さい。


太陽は、南西の端(左下)の4296、4294黒点群で、
M2.0、M1.1の中規模フレアが発生しています。

2つの領域は太陽の向こう側に進むので、
太陽は穏やかになりそうです。



GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) NOAA/SWPC



SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。
マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。