宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/12/27 11:55 更新 M5.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は520km/秒と高速の状態が続いています。 担当 篠原 27日10時半(世界時27日1時半)に、 太陽の南東の端近く(左下)の4323黒点群で、 M5.1の中規模フレアが発生しました。 この規模に達するフレアの発生は、 12月8日のX1.1以来で、およそ20日ぶりです。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 4323群は、C2.6、C3.5、C6.9、C4.0と、 小規模フレアを繰り返して、この活動に達しました。 この後も活動は続くでしょうか。 注目して下さい。 太陽風は、グラフが見にくくなっていますが、 速度は520km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は、途中で少し下がる変化が起きていますが、 5nTと平均的な値が続いています。 磁場の南北成分は、変化は小さいですが、 南寄りになる時間帯があり、 AE指数では、500nT前後の中規模の変化が発生しています。 その他の時間帯は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは、南西側(右下)に進んでいます。 緯度が高めですが、太陽風速度の高まりはどのくらい続くでしょうか。 また、北東側(左上)にもコロナホールが見えています。 4日後くらいからこちらの影響が始まりそうです。 新年のオーロラの強まりをもたらすかもしれません。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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