宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:22)
今日、C6.4の小規模フレアが発生しました。
また、M4.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/30 09:18 C4.9
07:15 C3.7
05:35 C6.4
05:23 C4.5
03:06 C3.5
00:35 C4.1
12/29 22:10 C3.0
21:12 C2.7
18:44 C3.8
17:00 C4.3
15:37 M1.0
12:00 C8.9
10:24 C4.8
08:56 M2.2
06:47 M4.2
06:06 M1.3
12/28 21:00 C2.8
16:56 C3.2
16:22 C4.0
07:17 C9.8

黒点 12/30 (NOAA)
磁場 フレア
4317 5 β M4
4321 6 βδ C3
4323 10 β ---
4324 13 βγ M2
4325 8 βγ M1
4328 3 α ---
4329 1 α ---
4330 1 α ---
4331 1 α C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 393 +0.2
-2 h 391 +2.6
-4 h 387 +2.5
-6 h 386 +0.4
-8 h 399 +0.1
-10 h 419 +2.6
-12 h 412 +0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 10 -/ -
-2 h 15 -/ -
-4 h 21 -/ -
-6 h 23 -/ -
-8 h 20 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
12/30 0.3 7x10^3
12/29 0.3 1x10^4
12/28 0.4 1x10^4
12/27 0.4 1x10^4
12/26 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/12/25 11:53 太陽風は高速ですが、620km/秒に少し下がっています。
2025/12/26 13:29 太陽風は530km/秒と高速ですが、磁気圏は穏やかです。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2025/12/27 11:55 M5.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は520km/秒と高速の状態が続いています。
2025/12/28 13:44 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高速風は終わっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2025/12/29 11:37 M1.3、M4.2、M2.2と中規模フレアが3回発生しています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2025/12/30 10:22 更新
太陽風の速度は390km/秒に下がり、やや低速です。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、太陽の北西(右上)の4317黒点群で
29日7時(世界時28日22時)に発生したM4.2中規模フレアに伴って発生した
CME(コロナ質量放出)の動画を掲載します。
これを見ると、コロナのガスは太陽の右上に広がっています。

NOAA/SWPCの太陽風予報では、
CMEは地球に対して斜め方向に飛び出していて、
噴出の端の方が1月1日14時(世界時1日5時)頃に
地球にやって来る可能性があるとのことです。
影響は小さいものになりそうです。

太陽では、その後、北東(左上)の4324群でC8.9の小規模フレア、
南東(左下)の4325群でM1.0の中規模フレアが発生していますが、
X線グラフの後半は変化が少なくなっていて、
活動は落ち着いている様です。


太陽風は、速度が430km/秒から390km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は、6〜8nTでゆっくり変化しています。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄り、後半はやや北寄りになっています。
AE指数では、前半に500nT前後の小・中規模の変化が起きていますが、
後半は変化がなくなっていて、現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが西側(右側)に進んでいます。
明日くらいから太陽風の速度が高まりそうです。




29日7時(世界時28日22時)のM4.2中規模フレアに伴って発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEによる太陽風の乱れは、1月1日14時(世界時1日5時)頃に地球に到来する可能性があります。
(c) WSA-ENLIL太陽風予報 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。