宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/ 3 09:31 更新 太陽風の速度は630km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、570km/秒と高速の状態が続いています。 グラフの最後では630km/秒に高まる変化が見えていて、 600km/秒台に高まった状態が続くかもしれません。 磁場強度は、12nTと強まった値で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで南北に細かく変化しています。 磁場が強まっているため、南向きの変化も-5nT程度とやや大きく、 磁気圏の活動は活発になっています。 AE指数では、500nTを超える変化が連続的に発生していて、 最大の変化は1600nTに達しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風速度の高まりは、4月9日頃まで続いています。 高速の太陽風は、この後も続きそうです。 太陽では、中心部北東側(左上)に、 4079黒点群が大きな姿を見せています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 現在は、C1〜3の小さい小規模フレアを起こしている程度です。 この後はどう推移するでしょうか。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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