宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 8 12:13 C3.9
10:56 C3.3
03:56 C3.2
02:46 C2.8
5/ 7 21:22 C2.4
14:03 C2.9
11:46 C4.0
08:52 C3.0
05:21 C2.1
02:02 C4.5
01:10 C2.3
5/ 6 --- ---

黒点  5/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
4079 35 βγ C5
4081 11 β C2
4082 8 βγ C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 447 -0.7
-2 h 459 -2.8
-4 h 444 -0.9
-6 h 455 -1.0
-8 h 470 -1.0
-10 h 504 -0.4
-12 h 499 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
5/ 8 0.5 3x10^4
5/ 7 0.9 3x10^4
5/ 6 0.5 2x10^4
5/ 5 0.6 2x10^4
5/ 4 0.4 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 5/ 3 09:31 太陽風の速度は630km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2025/ 5/ 4 10:09 太陽風の速度は700km/秒台に高まっています。4079黒点群が大きな姿を見せています。
2025/ 5/ 5 10:25 太陽風の速度は700km/秒に再び高まっています。磁気圏も活動的です。
2025/ 5/ 6 09:31 太陽風の速度は790km/秒に高まりました。高速の状態は続いています。
2025/ 5/ 7 09:59 太陽風は600km/秒の高速風が続いています。4月の黒点相対数は 140.6 でした。
最新のニュース

2025/ 5/ 8 13:22 更新
太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、550km/秒と高速の状態から、
昨夜になると低下が始まって、
今朝早くには450km/秒と平均的な速度に戻りました。
現在もこの状態です。
磁場強度は、4nTから5nTに少し上がっていますが、
平均的な値で推移しています。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近で推移して、
グラフの最後で変化が少し大きくなっています。
磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は200〜300nTの小規模の変化が発生しています。

5月2日に始まった高速太陽風は、
6日ほど続いて終わりました。
一方、SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の南西側(右下)にコロナホールが広がっていて、
続いてこの領域の影響がやって来るかもしれません。


太陽の北西側(右上)の4079黒点群は、
C1〜3の小規模フレアが頻繁に発生しています。
今のところ、フレアの規模が大きくなる様子はありません。

昨夜、7日20時(世界時7日11時)頃に、
北東の端(左上)でプロミネンス噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
噴出の動画を紹介するのは、3日連続です。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の左上にCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
横向きの噴出なので、地球への影響はありません。



太陽の北東の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。