宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/ 8 13:22 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、550km/秒と高速の状態から、 昨夜になると低下が始まって、 今朝早くには450km/秒と平均的な速度に戻りました。 現在もこの状態です。 磁場強度は、4nTから5nTに少し上がっていますが、 平均的な値で推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で推移して、 グラフの最後で変化が少し大きくなっています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は200〜300nTの小規模の変化が発生しています。 5月2日に始まった高速太陽風は、 6日ほど続いて終わりました。 一方、SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の南西側(右下)にコロナホールが広がっていて、 続いてこの領域の影響がやって来るかもしれません。 太陽の北西側(右上)の4079黒点群は、 C1〜3の小規模フレアが頻繁に発生しています。 今のところ、フレアの規模が大きくなる様子はありません。 昨夜、7日20時(世界時7日11時)頃に、 北東の端(左上)でプロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 噴出の動画を紹介するのは、3日連続です。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の左上にCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左上に飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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